« 大掃除 | トップページ | 冬眠図書館御用達 »

2004.12.28

破綻した部屋を救うには

青空
 「破綻からの脱却には、破綻した現実にとらわれずに、まず理想形を描いてみる」( プログラマの「本懐」~アーキテクトという選択 山本啓二 日経BP出版センター )
 
 この言葉がズシンときた.
 
 何か,もうワケわからん状態になっていて,もうこんなもん捨ててしまいたい,こんな状況から逃げ出して,どこか電気の来ていない照明は石油ランプだけの秘湯に逃げてしまいたい――と自暴自棄になりたいときに,でも,しかし,なんとしてもこの混乱というか,ごちゃごちゃになってしまったものを,放り出さずに,なんとか,なんとしても,自分が,まさに自分自身こそがまとめ直さねばならない,という時がある.
 
 そういうとき,往々にして諦めムードになってタラタラと後始末だけに終始したり,嫌な気分を引きずって,とにかく傷口に絆創膏を貼るだけで満足しようとしたり,つまりは対症療法だけで済ませてしまおうとする.
 
 だが,それでは同じことが再び起こる.何とかは忘れた頃に……というやつ.そしてまたもや,「あ~,そういえば昔,こんなことやったよなぁ~.オレ達成長してねぇな~」と云っては,ほろにがく薄ら笑いを浮かべていたりするのだ.
 
 何が必要なのか.必要なのは,根治治療するための元気なのだと思う.では,その元気をどうやって引き出すのか.
 
 理想形を描いてみる――これが肝心なんだと思う.
 
 現実を見つめるのは大切だけれども,それだけでは元気が沸いてこない.現実を見つめたら,次にはすかさず理想像を描くのが必要なんだ.いったん現実を離れて,自分が望む姿を具体的に描いてみる.すると,理想形と現実との間にあるギャップが一種の緊張関係を生み出す.「なんだよ,なんでこーなってんだよ.オレが望むのはこんなんじゃないんだよ」という緊張状態が元気を生み出すんだろう.
 
 これ,実は経営者が企業の使命やビジョンを描くのと同じ要領なんだね.自分を小さな会社だと想定して,自分自身がその会社の社長だとすると,会社をうまく経営して利益を生み出す=自分を成長させる,そのためにはどうすればいいのか,どうやって会社=自分を導けばいいのか,どうやって勤労意欲を刺激すればいいのか,ということ.
 
 さて,破綻した部屋の大掃除,いよいよ着手です.まず出来上がり状態をイメージしてみようか.
 

« 大掃除 | トップページ | 冬眠図書館御用達 »

ウェブページ

フォト

hide module-header

redirect to tafworks.com

GglAnlytcs