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2005.01.07

一緒感覚

たそがれの東空

 いつまで経っても終わらない退屈な会議とか,もっと楽しんでいたいのに,あっという間に終わってしまう昼休みのおしゃべりとか,実は,時間というのは坦々と等間隔に進んではいないのかもしれない.
 
 年が明けて最初の一週間が終わろうとしている.慌しさに追われて瞬く間に過ぎてしまったようだが,同時に,もう半年も生きてしまったような気がする.
 
 もしかして,時間というのは一様に流れていないのかもしれない.相対性理論がどうとか,主観的な時間がどうとか,というのではなくて,本当に速かったり遅かったりしているのかもしれない.
 
 よく職場や家で「今日は何だか時間が早く過ぎたような気がするねぇ」「ほんとだね」と,スタッフや家人と話したりするのだが,そういうときは本当に時間が速く流れているのかもしれない.たとえ測定しようとしても,測定機械自体が時間の流れに依存した存在だから,客観的に知ることはできない.
 
 たとえばネットのアンケートで「今日の時間の流れは昨日と比べてどうでしたか?」みたいなものをやったら,実は時間の流れが一様ではなかった……という事実が明らかにされたりするかも.
 
 たとえそうであったとしても,誰も困らない.物理法則はこれまで通りだし,世界全体の時間の流れが同じように早かったり遅かったりするわけだから,ひとりだけ待ち合わせに遅れたり,自分だけ電車に乗りそびれたりすることもない.
 
 ただ,全員で,そんな共通の感覚を持って一日を暮らしたんだね,という確認ができるだけだ.しかしそんなことでもいいから,世界中に暮らす数十億の人類誰もが今日一日の間,まったく同じ感覚を共有していたのだった――と判るだけでも,互いに思いやるきっかけになるかもしれない.
 
 そういう共感覚って,何かないだろうか.
 

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