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2005.02.22

またPDAがへこたれてゆく

NX80V

 とうとうソニーがやってくれたCLIE(クリエ)の新機種投入終了である.国内唯一のPalmOS機がなくなってしまう.VZ90が出てきたあたりで怪しくなっていたが,懸念は現実となってしまった.
 
 インプレス・ウォッチの記事によれば「CLIEというプラットフォームは、これで終了となるが“エンタテインメント性のある携帯情報端末”というコンセプトは、継続していく」とソニーが云っているそうなんだが,どうだか.それって,PSPのことだろうか? しかしこれはデカすぎる.シャツのポケットに入る大きさではない.
 
 それともザウルスのように独自OSのPDAを考えているのだろうか.
 
 私のように物忘れがひどく,加えてスケジュールが立て込んでいて,状況に合わせて常に再調整をおこなうような生活を送っていると,このような機器を使わないことには何事も立ちゆかないことになる.現在の機種を7月までは生産しても,やがてはなくなってしまうわけだから,何らかの手当てを考えねばならない.
 
 いまさら紙には戻れない.
 
 たとえば今日の場合,42項目が1日のスケジュールとして記録されている.毎日繰り返す予定もあれば,緊急度が低いが実行成果を問われるものは自動繰越予定になっていたり,薬の服用チェックや,もちろん仕事の予定に移動タイミング,睡眠時間管理,あげくの果ては皿洗いにワイシャツのアイロンがけに,こうやってウェブログの原稿書きまで――.
 
 とにかく生活はこのPDAのスケジュールを基軸として回っているのだ.
 
 ちょっとした空白時間ができたら,待機している項目を前倒しで片付けられるし,できなかったことは翌日や週末のちょうど良いタイミングに再配置できる.やらねばならないことは全て放り込んで,安心して忘れていられる.生活のチェックリストであり,同時に取り扱いマニュアルである.メールやウェブで見つけた興味深い記事は,自分で電子書籍にして取り込んでおく.電車の中や待ち時間でどんどん読んでゆける.
 
 何よりも,紙の手帳にはない柔軟性があるから,気楽に予定変更ができるのだ.スケジュールに縛られる感覚がない.時間を操っている気分になれる.10年後までを簡単に見通せて,10年後までのやりたいことを組み立てられるのは,実に気持ちがいいんだけど,どうしてみんなその心地好さに気づかないのだろうか.
 
 将来はわからない.明日のことさえわからない.お先真っ暗――なんて云っていないで,自分で自分の未来を描いてみるといい.「どうせできっこないよ」と思うなら,どうせできないんだから,思いっきり明るくて楽しい自分を物語ってみてもいいんじゃないかな.そうすると,紙の手帳では物足りなくなるよ.きっと.


 さて,どうしようか.残るはPocketPCに乗り換える道しか残されていないのかな.
 

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