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2009.09.29

大根を「お・ろす」?

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家人が東急ハンズのパンフレットのような『東急ハンズの使い方』というのを持っていたので見せてもらった。ハンズクラブカードを持っているから送られてきたらしい。東急ハンズは新聞の折込チラシや店頭においてあるリーフレット類などが、いろんな商品写真が説明つきで詰め込まれているので眺めているだけでも楽しい。ちょっと『通販生活』に通じる雰囲気がある。

さて『東急ハンズの使い方』だが、「動詞の図鑑」として「はこ・ぶ」とか「みが・く」なんて見出し語が並んでいるのだが、その中で気になるのが「お・ろす」。誌面には、

【下ろす】
1.おろし金ですること。
2.魚の身を剥がすこと。

なんて書いてあるので「お・ろす」じゃなくて「おろ・す」なんじゃないかな、と思うのだ。広辞苑にも「④すりおろして粉にする。」の見出し語として【下ろす・降ろす・卸す】の項が立っているが、読みは「おろ・す」となっている。「下ろす」の語幹が「おろ」だからだ。「す」の部分は活用変化するけど「おろ」は変化しない。「おろ・さない」「おろ・します」「おろ・す」「おろ・せば」「おろ・せ」。

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だから、『東急ハンズの使い方』の「お・ろす」は「おろ・す」が正しいんじゃないか、と思ったのだ。しかしまぁ、とりあえずGoogleさんに訊いてみようということで検索してみると、出てきた。「お・ろす」

どうやら、外国人が日本語とか漢字の読み方とかを学ぶときに現れる表記らしい。漢字の部分と送り仮名の部分とを分けるために、このような表示方法を取っているようだ。ということは、『東急ハンズの使い方』は、このような漢字と送り仮名を分けるようにして「お・ろす」となったのかもしれない。

「お・ろす」以外の「はこ・ぶ」「か・く」「みが・く」「き・る」は、いずれも【運ぶ】【書く、描く、掻く】【磨く】【切る】のように漢字の部分が語幹となっているので区別がつかないが、やはりたぶん漢字・送り仮名で分けたのだろう

“【】”で見出し語を囲ったり、辞書・事典のような文章体裁なので、てっきり「語幹・活用」だと思い「お・ろす」に違和感を感じてしまったが、やっぱりこういう感覚は古いのかなぁ。新しい時代は「漢字・送り仮名」なのかもね。そもそもこんなことをネタに書くこと自体が「わたしは年寄りだ」って証明なんだろうな。

最終ページ掲載のクレジットはコレ。どこかで見たような名前がある。
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