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2009.12.20

残りの人生で何人と面接できるか

ある人のツイートで、ヘンな計算を始めてしまった。毎日10人の人の話を1時間ずつうかがったとしたら、いったい何人のお話に耳を傾けられるんだろうか。

計算のための条件は次のとおり。

・ひとりのお話をうかがうのは1時間とする( 根拠はない。カウンセリングが1時間だった )。
・毎日の実働は10時間とする。たぶん席の入れ替えとか休憩を含めると12時間になるだろう。
・週休二日で祝祭日は考えないで年間260営業日。自分が休まないことには、きちんとお話をうかがえない。
・自分の残りの人生を費やすとしたら、平均寿命を80歳として残り35年。

残り35年の営業日数は9100日。毎日10人だから、死ぬ直前まで体が動くとして9万1千人! どんなに頑張っても、10万人の話をうかがうことはできない。9万人といっても延べ人数で、重複する人もいるだろうから、実際はもっと少なくなる。

先日、東京から長野県松本市まで往復したのを思い出す。中央本線の沿線には「こんなところに住んでいる人がいるのかぁ」と思われるような、普段の自分からすればまさに“辺鄙”としか表現できないような場所に、人の暮らしが見られたりした( 人口カバー率99%に含まれないところなんだろう )。ああ、この人たちの話を聞いたら、きっと面白いだろうなぁ、とか思ったのだが、おそらく10万人以上はいらっしゃる( フェルミ推定 )。

つまり、一生かけても、私はたった一本の鉄路の沿線の人たちすべての話を聞くことはできない( 特急で片道3時間という距離ではあるけどね )。

まぁ、当たり前といえば当たり前なわけで、「なに莫迦いってんの」的なんだと思うけど、こうやって数字を出してみると全世界68億人の幸せとか何とか、そんなもんは気が遠くなるほどに遠くに思われてくるのだ。どんなに情報通信技術が発達して、人工知能(AI)の助けを期待できるとか、クラウドソーシングであれこれできるとしたって、私という一個人が相対(あいたい)できる人様の思考なんて、たかが知れている。

だからたぶん、目の前にいる人にはきちんと耳を傾け、きちんと考えなければならないんだろう。目の前に現れた人たちは、おそらく“奇跡”というやつなんだろう( twitterも含めて )。

いや、ただそれだけのことです。

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