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2010.04.17

自然災害がテレワークを促進する、かも

アイスランドの噴火で欧州の空から飛行機がいなくなってしまったらしい。ということで、移動に難儀しているひとが続出。気の毒なことだけど、どうしようもない。移動が必要な人は陸路と水路に頼るようになっている。あと数日は混乱が続くと当局筋は話している。


物流は困るだろうけど、人の移動、特に仕事での移動は「これを機会にネットを活用しようよ」みたいな動きがあるんだろうか。それとも欧州人はそんな必要はないくらいに洗練されたワーク・ライフ・バランスを実現しているのだろうか。


日本の場合、たとえば富士山が噴火しました、北西の季節風が吹いているので相模湾から房総半島方面は火山灰で飛行困難です、大阪・九州方面の人は諦めてください――とかなったとき、やはり新幹線を中心とした陸路に頼ることになるのだろうか。それとも、「もう出てこないでいいからさ、ネットでつないでよ」となるのだろうか。


火山の噴火とかの大規模な自然災害じゃなくても、台風並みの低気圧が近づいて大変な風雨です、警報出てます、小学校は早退にしちゃおかな――みたいな状況になったときを想像してみると、やっぱりみんなムリしてでも会社に出てくるんだろうなぁ、と思われてくる。


雨と風でぐちゃぐちゃボロボロになり、駅で遅延証明書をもらって会社に到着して、でもって途中の武勇談なんてのを披露しているオトーサン、とかいそうだけど( いるのか?)、そんなことするよりもスパッと出社なんて諦めて、自宅からサクッとネットでつないで仕事をする――なんてのが、自分としては理想なんだけど。


しかし、私の職場の場合、就業規則では取り敢えずは職場に出てきて席に座っていないといけない、となっている。まるで工場の組み立てラインで働くような状況が前提条件になっているんじゃないかと思われるような内容だ( 「いるんじゃないか」じゃなくて「いる」かも )。会社に出てくればとりあえず仕事できる、という前提条件自体、この頃は通用しなくなってきていると思うのだが。


職場を離れたら仕事のことは忘れて……なんて呑気な仕事じゃなくて、四六時中、日常の暮らしと仕事とが緩やかにつながっている状態が、全体的に増えているんじゃないだろうか。自分では仕事のことを忘れているつもりでも、何かの折に「あ、これ使えるじゃん」と思ったりしないんだろうか( 私の場合、風呂あがりの瞬間に多い )。


だとすると、いつでも仕事に接続可能な状態が望ましいような気がしてくる。とすると、電車で移動している時間、乗換えで駅を歩いている時間なんてのは、ほんとにムダ以外の何ものでもない。毎日の通勤経路や通勤時間帯を自由に変えられるというのなら少しは意味のある時間になるかもしれないが。


日本の場合、たとえば私の住んでいる東京などは毎年決まって台風がやってくるわけだから、そんな折を利用して「テレワーク実験」なんてのを推進すればいいんだ。台風の通過を活用して、在宅勤務、クラウド利用の仕事なんてのが、どれくらい効果のあるものなのか、それとも全然ダメダメなのか、その辺を試してみればいい。


【追記】(2010-4-19)こんな記事があった

「CNN.co.jp:ノルウェー首相、ニューヨークで足止め食らうもiPadで対応」

http://cnn.co.jp/fringe/AIC201004170007.html

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