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2010.12.30

1台のスマフォを「みんなで使う」という……

勤めているウェブコンテンツ会社が資本の小さな、吹けば飛ぶような( 我が父親曰く)“粉末企業”なもんだから、新しいデバイスが登場してもすぐに買うわけにはいかない。ぐずぐずしているうちに世界のほうがどんどん進んでいってしまう。けれども、コンテンツの配信チャンネルを増やすためには避けて通れないので、何とか工面して端末を買ったりするわけだ。

デザイナーさん達はみんな“自分の”iPhoneを使っていて、ウェブ画面での使用感などを実機で確認できるのだが、Androidがなかった。が、ようやく会社で1台購入してもらった。

購入してもらったのはいいのだが、先行して外部の開発屋さんが作っていた Androidアプリをさっそく確認するために使わねばならない。なので、特定の一人が持ち歩いて使うわけにはいかない。結果、1台の Android端末を「みんなで使う」ということになる。

そもそもスマフォとか携帯端末とかは、個人がポケットやハンドバッグの中に入れて持ち歩いて使うものだと思うんだけど、この認識、間違ってる? 

それに、スマフォを使うにあたってはアカウント情報が必要で、たとえば Androidなら Gmailアカウントが必要になる。iPhoneなら Apple ID。とすると、これは決済にひもづいてくるわけで、「みんなで使う」というのは恐ろしい状況になる。仕方ないのでスマフォ専用のアカウントを別に用意することになり、決済は社長のカードを使うという具合に話がややこしくなってくる。結果として、使用者は自分自身ではなくて仮想人格を想定することになってしまう。

新種のデバイスの登場が、利用シーンとかパラダイムとかコンセプトだとかを決定的に変えてしまっているわけで、これは実際に使ってみないと実感できないことではある。作る側としてはそんなところを敏感に受け止めていかないと、コンテンツもアプリもちゃんとしたものが作り込めないと思うんだけど、この認識、間違ってる? 

実際に持ち歩いて、評判のアプリをダウンロードして日常的につつき回して、実際に自分で何か作って動かしてみて、周りの人に意見をもらって作り直して……なんて具合に、利用者=開発者という境界線の曖昧な使い方が必要になると思うんだけど、この認識、間違ってる? 

どうもメインフレーム系の発想で来ちゃった人は、この辺が実感できないらしくて困っちゃうんだけど、どうしたもんかな。

取り敢えず、iPhoneを個人で買いました。近々、Androidも買おうと思っています。

【参考】
▼ 何でもできる iPad が年末年始に大活躍する理由とは? - japan.internet.com
http://japan.internet.com/busnews/20101229/5.html

▼ イマドキの起業の経過報告 @sorahikaru : アゴラ - ライブドアブログ
http://agora-web.jp/archives/1159906.html

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