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2011.09.27

音声入出力の世紀

タブレットの次は音声入出力かな。ARとの親和性もよさそうだし。本格的な「手ぶらコンピューティング」の到来、とか。その次はチップを首筋に埋め込む、とかの「内植型コンピューティング」だ
posted at 2010年7月23日

価値の源泉がしばらくの間はリアルにあるだろうから、リアルに浸み込みやすい音声I/Oが注目されてもおかしくない気がする。
posted at 2011年9月7日

いっぽう、コンシューマー場面では本格的なボイスコンピュータ時代が来そうな予感> The State of the Mobile Cloud According to Cisco http://t.co/rWFCMYK
posted at 2011年9月7日

B! これはあってもおかしくない。> Apple iPhone 5 ‘Assistant’ Provides Revolutionary Voice Command System [Rumor] http://t.co/fLM8tSgC
posted at 2011年9月27日

音声時代の入出力の世界では、デスクトップとかビジュアライゼーションとかの概念が無意味になる。イルカによるオペレーションという視点が有効だろう。音声・振動・触感という皮膚感覚デバイスが日常コンピューティングの主役になる。(イルカってのは“所有”の概念が無さそうだから、クラウドコンピューティングを考えるときにも良い視点じゃないかな)

それにともない、これまでの“伝達の手段としての音声”という考え方から、音声そのものに価値があるという認識の変化が起こるだろう。音声・振動・触感のリッチさ、多様さを表現するための新しい尺度や語彙が登場する。

将来的な結果として、初音ミクは音声入出力のための技術基盤としての布石となった、と解釈されるかも。多種多様な機械音声の“個性”を実現するのに大いに役立ちそうだから。

ということで、実は音声にこだわった WILLOCMが適切な波に乗っていた、なんてことになるかも。

「ウィルコム宮内氏、「トークを徹底的に追求した」 - ケータイ Watch」

 ウィルコムは21日、今秋以降に発売する新機種群を紹介する発表会を開催した。昨年の会社更生以来、初の新機種発表となり、代表取締役社長で、事業家管財人でもある宮内謙氏は「年度内に黒字化するのでは」と囲み取材でコメントするなど“新生ウィルコム”アピールの場となった。

■ だれとでも定額でユーザー層に広がり

 プレゼンテーションにおいて、宮内氏は「TALK MORE LINK、話す もっと 繋がろう」というキャッチコピーを紹介し、「ウィルコムの強みは何か。よりシンプルに戦うのがコンセプト。そこでトークを徹底的に追求した」と語る。

WILLCOMは、単に音声を伝搬するだけのキャリアにとどまらず、端末の両側にある音声・振動・触感の皮膚感覚インタフェイスの開発プラットフォームを作るのに最適な位置にいるんじゃないかなぁ、と思った。

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