LEDの青い光が睡眠を邪魔するなら、青をやめればいいじゃん、と思った。
青い光は睡眠の質を悪くするらしい。寝付けない、深く眠れない、早く目覚める。ほかにも、偏頭痛の悪化原因になるとか、目の細胞が傷つくとか……。
5歳息子は21時までテレビを見ていたりするけど、今夜などは22時まで寝つけずに布団の上でゴロゴロしていた。きのう添い寝をしている時に目を叩かれるか蹴られるかした時も、たぶん彼は起きていたのだと思う。テレビを見ていたから寝つけなくなっていたのではなかろうか。テレビを見ない親の方が、添い寝をしつつ先に眠ってしまっている。
ともかく、20時過ぎにはテレビを見せない、パソコンも見せないということが必要なのだろう。「世間一般」というのは嫌いな言葉なんだけど、でも世間一般では、眠りの足りない子どもは太りやすいとか切れやすいとか云われているみたいで気になるし無視できない。たとえそれが週刊誌ネタレベルのことであっても、こと子どもに関することだと看過できないし、敏感になってしまうところは福島第一原発の放射能汚染に対するのと同じだ。
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ところで、自分が子どもの頃は、20時には寝ていたと思う。親の生活時間が夜遅くになるので、どうしても子どもの寝る時間が遅くなるけど、よくない。たぶん、その辺を無頓着に過ごしてしまいがちな私や家人が一番悪いのだろうし、そういう観点で労働時間とか何とかを考えようとしない企業や労働関係省庁や政治家が悪いのだろうし、声を上げようとしない私たちが悪いのだろう。
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話戻すけど、気になるのは Windowsとかのログオン画面は青が基調色になっていること。人の健康を本当に気に懸けているなら、簡単に色を変更できるようにしておくべきなんだろうと思った。18時過ぎたら睡眠を邪魔しない色調に自動的に変更してくれるとか、バックライトの色温度を変更してくれるとか。
“本気”って何だろうと思った。まだまだやるべきことはたくさんあるみたいだね。
( photo by juanpol )