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iPadを横向きに使っている時に感じるのだが、右利きの私が横に長いテキストフォームへ文字列を貼り付ける、つまりペーストするために入力欄をタップすると、フォームの左の方、つまりペーストされる文字列が始まるであろう辺りに[ペースト]と表示が出る(写真参照)。フォームの右でタップしたら右に[ペースト]と表示してもらいたい。
文章が始まるところに表示するのがスジ、と作った人は思っているのだろうけど、使う私にとっては不自然なのだ。猥雑でお洒落じゃないかもしれないけど、[ペースト]ボタンとペースとされる場所を示すポインターを分離して、同じタイミングで点滅とか拍動させるといいのかもしれない。
なんて常々思っているところに、新OSの発表だそうで、まだチェックしてないけどどうなんだろうか。
まとまった文章を編集する時、この右→左運動って、けっこうくたびれるんだよね。まとまった文章をiPadで編集するなんて使い方が間違ってるよ、と指摘されるかもしれないけど。所詮、タブレットはお遊び機械なのかな。
先日、息子がウルトラマンが好きだと書いた。もちろんソフビ人形も好きで、いつの間にかウルトラマンやら怪獣やらがウチの中にゴロゴロと増えてしまった。その中で、結構重要な位置を占めるはずの“ゾフィー”のソフビだけ買い遅れていたところ、いつの間にか店頭から姿が消えてしまっていた。ありゃ〜、どうしよう。
が、検索してみると再びその雄姿を Amazon店頭で見られることに気がついた。ん? ナンバーが「500」? て、これ新製品じゃん。「ただいま予約受付中です。」
商品説明を読むと、なんちゃらスパークと連動するライブサイン付き完全新造形だとぉ?
そこでその「なんちゃら」、じゃなくて、“別売りの「ウルトラマンギンガ DXギンガスパーク」”を検索してみると――、出た。新製品だ。もう、全国の親御さん、耐えましょう、という感じ。しかも“よく一緒に購入されている商品”を見ると、ウィザードの「白い魔法使いドライバー」が……。まるでウチのことをビシッと指摘されたような気分。そう。我が息子も欲しがってます。白い魔法使いの変身ベルト。
保育園のお友達の間では7月の新番組情報が行き渡っているようで、おそらく新商品についてのラインナップやら詳細データを我が息子が仕入れてくるのも時間の問題のようです。
ガブリンチョと「連動する、ライブサイン」について知らん顔を決め込んでゾフィーだけ買うことにしよう、っと。その他については工作用紙で作ることにするかぁ……。
日曜日の午後遅く、息子が近所の子ども達と一緒に水鉄砲戦争。補給用の水をバケツに入れて玄関の外に置いてやった。息子は圧倒的に“武器性能”が劣勢。リザーバボトルのなくなってしまった青いプラスティックの水鉄砲は去年の夏に買ってやったもので、蓋がなくなっているのですぐに水が漏れ出てしまう。
しばらくして、玄関に逃げ込んできてべそをかいていた。“光線銃”を手に、肩がびしょ濡れになっている。
口を真一文字に結んで、顔を四角にして見開いた両目から涙をぼろぼろこぼしている。水鉄砲からこぼれた水と一緒になって、玄関の三和土[たたき]に水たまりを作っている。そして、「どうしたら かてるんだろう……」といいながらうつむいている。「どうぶつしょうぎ」で負けた時と同じ顔をしている。
ここで新兵器の採用(購入)を宣言することもできるが、しかしそれでは単なる軍拡競争になる。なので、使わなくなった水泳ゴーグルをおもちゃ箱から掘り出して来てつけてやったら、再び元気に前線に戻っていった。やれやれ。近所の子が電池駆動式の1メートルくらいの長さがある水鉄砲を使っていて、それで息子はびしょびしょにやられてしまったらしい。
最初から勝負が決まっていたわけだけど、「もうやめる?」と玄関で訊いてみると首を横に振っていた。遊びには行きたいらしい。勝ち負けは二の次らしい。ま、ほっとくか。スイスだって頑張っているわけだし。工夫と努力で何とかしな、と送り出した。
これから小学校に上がって、あれこれあちこちで衝突したり迷惑かけたり泣いたり泣かせたりが増えるだろうけど、そういうのを一つずつ丁寧に体験していかないと、子供も親も育っていかないんだよな、とエラソーに思った。直感だけど。
日本男児の一般教養としてウルトラマン・シリーズは必須科目だと思っている。なので、息子(5歳)にDVDを買い与えて観せている。リアルタイムのテレビ放送ではなくDVDなのでCMが入らないし、気になるところ、気に入ったところは何度でも観返すことができる。ウルトラマンは息子の大のお気に入りとなっている。
先日、買物途中のスーパーマーケットで息子がウルトラマンのグミを見つけた。彼はグミが大好きなので、試しに、と一つ買ってみた。今日の午後のおやつの時間に、息子は期待に胸膨らませてワクワクしながら、大切にとっておいたウルトラマンのグミを台所の菓子置き場から持ってきて、ニコニコしながら食べ始めたわけだが……。
いつもなら「ぜったい、あげない」と云って、自身の気に入ったものはひとつも分けてくれない息子だが、「ひとつあげる」「もひとつあげる」と渡してくれる。ありがとう、と口に入れてみると、ん……。なんとなく、いや、はっきりと、息子の気持ちが、わかった。
半分ほど残して「ごちそうさま」。そして「おくちのなかで たいけつしてる」、と云いながら、息子は別の菓子をとりに行ってしまった。
そのあと、「あ〜 ひどかった」とか「ふ〜 まいった」とか一人で云っていた。用事から帰宅した家人にそのことを話すと「表現がまるで“よつば”だね」とのこと。うん。たしかにそうだ、その通りだ。うん。あずまきよひこってスゴイよな〜、と思いながら同時に、企業の社会的責任には子どもの味覚に対する責任というのも含まれるのかなぁ、と思ったのだった。何よりも親が防波堤にならなければ。
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