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2016.03.23

紙はチョベ川のパピルスで作る。

小2の息子はチョコレートが大好きで、朝パンにもチョコスプレッドの類を塗ったくって食べるわけです。ハーシーの「チョコレートシロップ」とホイップクリームを挟んで食べていたのですが、最近は、ヴェルデの「ディスペンパック ブラック&ホワイト」がお気に入り。近所のスーパーで4パック入りを買ってきたところ、さっさと自分で開けて賞味していたわけです。

でも、その包装紙が燃えるゴミと一緒に捨ててあったので「プラはリサイクルだよ」という話から、プラスティックは石油からできるんだけど、石油はどうやってできるのか、プラスティックはどういう具合に再生されるのか――のような話になり、そうだ、紙もリサイクルだよね、紙がどうやって作られるか知ってる? と、息子に訊いたところ、自信満々で返ってきた答えが――

「紙はチョベ川のパピルスで作るんだよ」

でした。へ? チョベ川? なに、それ、知らない。ていうか、紙は木から作るんだよ。

「ちがうよ、チョベ川のパピルスだよ」

と確信に満ちて反論するわけです。そして持ってきたのが、ジャポニカ学習帳の「かんじれんしゅう」。

ひっくり返すと、そこに確かに「チョベ川」が。(写真クリックで拡大)

説明文には、ちゃんと「今はさまざまな木材から紙を作っています。」と書いてあるけれども、写真のチカラには負けてしまっているようです。息子の世界では、学校のプリントも、ノートも、毎日配達される新聞紙も、学童のコロコロコミックも、紙はチョベ川のパピルスから作られているようです。かわいいやつ。

ちなみに、チョベ川というのはアフリカのボツワナという国にあるチョベ国立公園の北を流れている川だそうで、たくさんのアフリカゾウが乾季を過ごすそうです。

テロとか内戦とか民族紛争とかが落ち着いて、オヤジになった息子が自分の子どもを連れてゾウ見物に行ったりして、チョベ川のほとりで小学校時代のジャポニカ学習帳を思い出して、「紙はチョベ川のパピルスから作るんだと、お父さんは子どもの頃に信じていたんだよ」のような話をしたら面白いかな、と思いました。

でも、なんで「かんじれんしゅう」帳にチョベ川のパピルスなんだよ。ジャポニカ学習帳って、その辺、どういう編集方針なのかわからなくて、いつもちょっとだけうろたえてしまいます。

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