わかりやすさ

2014.05.12

サイト内検索の結果をスマートに。

Google検索を使ってサイト内検索を実現するというのは良く見かけるけど、検索結果が Google検索と同じように表示されて面白くないし、ずらずらとウェブページの一部が羅列されても、それが探している自分の求める情報であるのかどうかが一見してわかりにくい。


ということで、サイトマップ上にヒット件数が表示され、マウスオーバーとかタップで簡単な結果が表示されて、もっと詳しく見たい時には moreリンクをクリックする――というのはどうだろうか、と思った。サイトマップという技術的な方法を使って、検索結果の羅列に対して文脈を与えてみたらどうだろうか。


果たして Googleの検索APIでこういうことが可能かどうか知らないけど、簡単なスクリプトで実現できたらいいな。サイトマップを検索のための素材データとして Googleに提出するだけでなく、検索結果を表現するためにも使うということ。雰囲気としては次の絵のような感じです。



(クリックすると拡大。見本なので数字は適当です)

Googleサイト内検索をサイトマップに反映させてみる(見本)

2013.07.30

お菓子の個包装には製造元とか諸元表示が欲しいな。

新潟こしひかりクッキー

職場で「新潟いってきました」という人から「新潟こしひかりクッキー」というお菓子をいただきました。職場でお土産をもらうといつも製造元とか原材料を調べてしまうわけですが、個包装に諸元の記載が見当たりません。

裏

ちょっと隠れているところをめくってみても……

裏

そこで早速ネットで検索してみたのですが、製造元が出てこない。そればかりか、検索結果の上位に個人ブログが並ぶというのは変だろ~。SEOやってませんね? もしかしてウェブサイト自体が存在しないのでしょうか。結局、最初の1スクロール目( ファースト・ビュー first view )に出てこないので面倒くさくて探すの止めました( ネットユーザの6割の反応だと思う )。

“お土産”は旅行や出張から戻って職場やご近所でばら撒かれる場面が多いと思います。そのとき、個包装のお菓子たちが広い範囲に散らばるわけです。ということは、そのひとつひとつのお菓子たちが、それぞれ広告媒体として機能するはずです。

この広告媒体を活用しなくて、一体どうするんだろう――と他人事ながら心配になります。やる気ありませんね?

検索してみると、この通り。
「新潟こしひかりクッキー」でググってみると…


2013.07.29

地方自治体公式ホームページには、ぜひ都道府県名も入れてほしい。

「正しくは宍粟市です!」 誤表記送り主に「しーたん」の手紙

産経新聞 7月29日(月)8時0分配信

 「穴栗(あなぐり)」「穴粟(あなあわ)」などと誤記された郵便・宅配物が後を絶たない兵庫県宍粟(しそう)市が、表記を間違えた送り主に正しい読み方を書いた手紙を送る取り組みを始めた。手紙は市のマスコットキャラクター「しーたん」からとして、自然豊かな地元の魅力なども伝えて「しそう」をPRする。

 市は平成24年度から、難読を逆手に取ったCMコンテストを開催。読みにくさを生かして地元をPRするイベントに着手してきたが、いまだに市名を「穴栗」「穴粟」などと誤記した郵便・宅配物が届くという。

 事業名は「しーたんからのお便り大作戦」。送る手紙は裏表1枚で、表面は「読めますか? おぼえてください!」との見出しで始まり、地元の魅力を訴えて来訪を呼びかける内容。裏面には送り主の誤記部分を載せ、「正しくは宍粟市です!」と重ねて正しい表記をPRする。

 対象は官公庁や民間企業で、個人は対象外。手紙は来年2月まで送る予定。誤記された郵便・宅配物は今月1~24日で計18通届き、市が送り主にしーたんからの手紙を発送したところ、「これを機に宍粟の魅力を周りに伝えます」などの返信もあったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000503-san-soci より

ということで大変良い試みだと思うわけですが、残念なことに、公式ウェブサイトに県名がありません。最近でこそ、このような「地方自治体の市区町村サイトにおける都道府県名の欠落」は減ってきているようですが、まだまだここまで手が回らないという自治体さんも結構いらっしゃるようです。

宍粟市トップページ下部

他県の人間、それも「何か面白いことないかなぁ~」と思っている首都圏の人間に、あなたの住むふるさとを訴求するなら、自治体名の前に都道府県名を表記するのは簡単にして効果的な一手だと思います。なぜなら、その人たちはあなたの住んでいる場所が何県にあるのか知らないため、おおよその交通アクセスを想像することすらできないからです。その人たちに都道府県を知ってもらうだけでも、東西南北どちらの方角なのかくらいは想像してもらえるでしょ?

インターネットでたまたま見つけた面白そうなお祭りや催し物が「○○○町」にあると分かって、「○○○町」の公式ウェブページを見つけることができたとしても、それが何県にあるのかがすぐに分かるか、それとも分からないかという違いは、案外大きいものです。( さらに欲張りしてみれば、都道府県名つき住所の近くに交通アクセスや観光協会のリンクがあるといいかも )

この産経新聞の記事にある「宍粟市」のウェブページのURLは http://www.city.shiso.lg.jp/ という具合に県名がありません( このタイプも最近増えていますね。以前なら www.shiso.hyogo.jp のように県名が入っていたりしました )。それに、トップページを文字列検索しても、どこにも「兵庫」という文字が見つけられませんでした。

地元PRの一環として、まずはこの辺に手を加えてみてはいかがでしょうか。自治体の内側だけ向いていればいいというのであれば都道府県名は不要でしょうが、ほら、ドラッカーも言っているじゃありませんか、「すべての成果は外の世界にある」、て。

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2013.07.27

ナビゲーションを改善しても、リンク先がちゃんと考えられていないと意味がない。

<スライド> ナビゲーションを改善しても、リンク先がちゃんと考えられていないと意味がない の実例。
http://www.tafworks.com/slides_tank/20130727Sa_135924/

普段から時間がなくてテレビを見られないけど、NHKに受信料はちゃんと支払っています。BSも込みで、今回も2万何がしか一年分を支払いました。テレビの視聴ができないのに毎年2万円も支払っているのは莫迦らしいけど、緊急時、災害時といった“有事”のときの保険だと思っています。

普段のニュースは夜にまとめて読む新聞と、日中はガラケー、PC、タブレット、スマホといったインターネット環境でのNHKニュースサイトの閲覧を基本点としています。ここを中心に、ヤフーニュースやBBCを眺めている。NHKが私にとっては“基本のニュース”なわけです。

それでよくNHKニュースのサイト( http://www3.nhk.or.jp/news/ )を見るので、画面の変更や誤字脱字が気になるわけです。今回は、NHKニュースのトップページにナビゲーションボタンが新しくついたけど、あまりイケてないネ、というお話。( まぁ、URLからしてイケてないわけで、その辺のDNS回りはBBCが参考になりますが、それはまた別の話 )

長谷川恭久氏の「利用者の期待とUIデザインについて」で述べられている“利用者の期待に応える”のに成功していないということです。

たぶん利用者(≒視聴者)からの要望で新たに設置されたページ内ジャンプのためのリンクだと思われますが、これをクリックした先のコンテンツが期待はずれで、「そもそも要らねーんじゃね?」状態になっています。なんか画面が淋しいからとか、ボリューム感をつけたいからとかいう理由で載せたのか( とイジワルに勘ぐりたくなりますが )、番組案内の文言を見てクリックして行った先で途方に暮れてしまうと、「あー、こんな『ニュース番組の見どころ』なんて要素は要らないじゃん」と思ってしまうわけです。

詳しくはスライドをどうぞ。

( スライドは OpenOffice Impress を使って作り、HTMLにエクスポートしてみました )

【追記】(2013/07/28)
「各地のニュース」に直接ジャンプできるのは便利ですね。これは効果的だと思います。



2013.06.11

iOS7でも「ペースト」は相変わらず左に出ているのだろうか。

Image_2

iPadを横向きに使っている時に感じるのだが、右利きの私が横に長いテキストフォームへ文字列を貼り付ける、つまりペーストするために入力欄をタップすると、フォームの左の方、つまりペーストされる文字列が始まるであろう辺りに[ペースト]と表示が出る(写真参照)。フォームの右でタップしたら右に[ペースト]と表示してもらいたい。

文章が始まるところに表示するのがスジ、と作った人は思っているのだろうけど、使う私にとっては不自然なのだ。猥雑でお洒落じゃないかもしれないけど、[ペースト]ボタンとペースとされる場所を示すポインターを分離して、同じタイミングで点滅とか拍動させるといいのかもしれない。

なんて常々思っているところに、新OSの発表だそうで、まだチェックしてないけどどうなんだろうか。

まとまった文章を編集する時、この右→左運動って、けっこうくたびれるんだよね。まとまった文章をiPadで編集するなんて使い方が間違ってるよ、と指摘されるかもしれないけど。所詮、タブレットはお遊び機械なのかな。

2013.05.28

タップで検索文字を絞り込む、という方法

20130528tu_133809

BBCのサイトを iPhoneで渉猟していたら、「一文字選んで検索」というよくある検索の UIを見つけた。……(A)

ここではもちろん五十音ではなく、アルファベット表から一文字選ぶと、それに該当する項目が検索結果として表示される。けれども、あくまでも一文字しか選べない。でもって、検索結果が大量に出てきて、その中から改めてスクロールしながら探さないといけないらしい。……(B)

ということで、複数文字を入力したら、その文字全部で AND検索できたらいいなぁ、と思った。……(C)想像図

タップした文字の順番も反映されるといいな。こういうの、既にあるのだろうか。

2011.09.07

Adobe Flash Playerのインストーラーがわかりやすくなっている。

Firefoxを更新したら Flash Playerを更新しろ、と出たのでやってみたところ、インストーラの画面がわかりやすかった。3月の「わかりにくい」エントリから結構改善されたように感じた。

▼ Adobe Flash Playerのインストーラーがわかりにくい:
http://www.tafworks.com/2011/03/adobe-flash-pla.html

一番肝心な部分は、次のダイアログだ。2011年3月時点ではこんな感じ。

030

そして、今回の相当するダイアログはこんな感じ。このダイアログが改善されただけでも大変な違いだと思う。

20110907we_103339b

相変わらず暗い色調だが、ダイアログ上部の表現が「終了してから続行してください。」という指示スタイルになっていて、わかりやすい。変に遠慮したりしないで、「○○してください」と選択肢を与えないのも、愛情表現のひとつなんだな、と。

残念なのは、「続行してください」と書いてあるのに、「再試行」ボタンしかないこと。この辺の整合性をとってやれば、ほぼ完璧と云えるだろう。たとえば、

「次のプログラムを終了してから、再試行してください。」という具合に、表現をそろえてやるといい。

「後でインストール」というオプションも欲しいところなんだけど、ま、いっか。 Firefoxは終了時にメモリ解放に時間がかかっていたりするので、できれば、インストーラが自分で終了を待っています、アクティヴィティ・インジケータが“Waiting...”でグルグルグルちょっと待ってねグルグルグルLoading……てのがいいんだけど、ま、いっか。

ということで、 Shockwave Flash は 10.3.183.7 になりました。( え? Adobe Flash じゃないのw?)

【参考】グルグルはこちらで作りました。

2011.09.03

<メモ>温泉行きたいな、と思って「じゃらんnet」のメルマガ開いたけど…

イマイチだったのでメモ。サイトとかメルマガを作るときの留意点として備忘録的に書いておこう。
じゃらんネットが悪い、とかではないのであしからず。過去に世話になってるし、○天ト○○○より感覚的に好きだし( 好悪の問題 )。

生業が座業で、しかも営業担当が出入りするざわついた会社でのコーディングという過酷な仕事なので、首・肩・背中・腰とひどく凝ってくる。温泉行きたいな~、一週間くらい温泉にこもってもいいな~、とか思っているときに、購読しているメルマガに魅力的な件名を発見。

お風呂の良かった宿ランキング★トップ10!/9月連休に泊まれる宿[関東・甲信越版]

お、いいじゃんいいじゃん、で開くと、こんな具合に検索フォーム付きのHTMLメールだったりする。海の見える露天風呂の写真とか、何かほんと、温泉行きたいよなぁ、とか思うわけだ。

気持ちいいお風呂は旅の楽しみのひとつですね♪本日更新、実際に泊まった方のクチコミを集計した、「お風呂の良かった宿」ベスト10を発表!

「関東・甲信越」もいいけど、伊豆辺りもいいよな、ということで「東海(伊豆)のお風呂の良かった宿」をクリック。すると、こんな画面が開く。

宿・ホテル予約TOP > ユーザーが選んだ!宿ランキング > お風呂の良かった宿ランキング/東海

「旅館」と「ホテル」のランキング結果が1位からリストされているわけだけど、たとえば左列の「旅館」はこんな感じ。1位には「湯宿 嵯峨沢館」。ああ、ここ、以前気になったところだわ。

ランキング「旅館」の1位部分を拡大

でも、ここでなんだか違和感。

ん~、リストがスッキリし過ぎてるよなぁ。うるさくないのはイイんだけど、もう少し情報量が欲しいというか、ツカミのスクリプトが欲しいよなぁ、というのが極私的感想。クチコミが読めるらしいことはわかるけど、何かクリックするのが面倒くさい。

たとえば、こんな感じだと、ついついリストのリンクをクリックしたくなるかなぁ、私だったら。

旅館の簡単な説明をつけてみた

フォントのサイズとか背景色はともかく、これくらいの“書き込み”があってもイイなぁ、と思った。どうせサイトに来訪して読むんだから、ユーザの来訪頻度とかを Cookieと DB使ってちゃちゃっと取り出して、ヘビーユーザには簡単に、いっぽう、なかなか再訪しない私のようなユーザにはビッチリとした説明文を表示する、なんてことをしたらいいかもしれんね。

ちなみに、ダミーでくっつけた説明文は「じゃらんネット」の詳細ページの先頭に記載されていたものを使ってみた。

宿・ホテル予約TOP > 静岡県 > 中伊豆 > 修善寺・天城湯ヶ島・中伊豆 > 湯宿 嵯峨沢館

ということで、以上、メモでした。

結局、どの温泉に行こうか、まだ決まってない。

2011.03.07

Adobe Flash Playerのインストーラーがわかりにくい

(この記事には【追記】があります。)

ここ最近、Adobe Flash Playerの自動アップデートが何回か走っていて、インストールのダイアログが「わかりにくいなぁ」と思ったのでメモ。

次のような画面が出てくる。

010

まず「同意しました」のチェックボックスがわかりにくい。見た目のカッコよさを狙ったかなんだか知らないけど、背景の暗いグレーに溶け込むような色合いのチェックボックスで、グラデーションの色味の違いと黒の枠線でなんとなくわかる。でも、その直下にある「終了」ボタンの方が目立ってしまって、ダイアログ全体のあまり楽しさを感じられない雰囲気で、うっかり「終了」を押してしまいそうだ。「なんかヤバそうだから、とりあえず終了しとくか」って。

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無事に「同意」のチェックボックスをクリックすると「インストール」が押せるようになる。ここはいいんだけど、Flash Playerを呼び出すウェブブラウザが起動していると、終了することを促される。たとえば FireFoxが走っているとこんな画面が出る。

030

まず文言が悪いね。

「これらの競合するアプリケーションを閉じると、インストーラーは自動的に続行されます」

ひどい表現だ。エンジニアが考えるとこういう文章になってしまう。言っていることは正しいんだけど。自分がアプリを書く人間で、これまでにこういう表現を使ってしまったことがあるので、この辺の事情がわからないでもないけど。

何が悪いかというと、「次に○○○をやってください」という指示スタイルになっていないことだ。「いま△△△です」といわれても「で?」と思ってしまう。じゃぁ、どうすればいいの? て。

確かに「閉じると、続行されます」なんだけど、これは「閉じてください。そうしたら続行します」とすべきだし、「閉じてください」だけじゃなくて「すべてのウィンドウを閉じてください」とすべき。もっと親切にするには、

「Mozilla Firefox のすべてのウィンドウを閉じてください。ウィンドウが閉じていることをインストーラーが確認したら、自動でインストールの残りが続行されます」

とすべき( この書き方だってこなれてないけど )。ほんとはこんなダイアログなんて不要なくらい、全自動でインストーラーには動いてもらいたいとこなんだけど、ね。

でもこのとき「いまブラウザを閉じられると困るんだよなぁ」というユーザのために「後でインストールを続行する」という選択肢が提示されるべきなんだよな。「後で、ウィンドウをすべて閉じたときに、インストールを続行します」という方法があって然るべきだと思う。

それに、ブラウザとかの競合するプログラムを終了するまでこの画面が出たままになるので、急いでいたりするとついつい「終了」をクリックして、結果としてインストールを中断することになる。

無事にインストールが終了すると、

040

こういう表示がされるんだけど、果たしてここまでたどり着けた人はどれくらいいるんだろうか。ちょっとPCの操作に不慣れな人とか、急いでいる人とかは、最後までいけないんじゃないだろうか。私も、最初にこのインストーラに出会ったとき、「これらの競合する……」で、ついつい「終了」をクリックしてしまったよ。

たぶん“負のアフォーダンス”が強いんだな。

アメーバピグでの「ログインできない」てやつも、これが原因なのがいくらか含まれてるかもしれんね。


【追記】(2011-09-07)
その後、当然ですが、改善されているようです。ということで——
▼ Adobe Flash Playerのインストーラーがわかりやすくなっている。
http://www.tafworks.com/2011/09/adobe-flash-pla.html


2010.10.02

「おもてなし」を輸入する。円高だし

J0010037昨日の夜にKindleが到着して、夕飯の後で開いていじってみた。よくできている。日本製のあれこれには要らんソフトやアイコンやらがデスクトップにバラバラ散らかっていたり、家電品だったら「○○%吸引力アッップ」とか「××フィルタ搭載!」なんてシールがごたごたと貼ってあるところなんだろうが、iPadもそうだったけど、製品の本質を直球ど真ん中で投げ込んでくる潔さが気持ちいい。

製品にあれこれデコレートしないと不安なんだとしたら、その製品には本質という考え方が欠落しているんだと思う。たぶん、スティーヴ・ジョブズはその辺を心得ていて、直球ど真ん中な製品を繰り出してくる。だから僕たちはメロメロにされてしまうのだ。

Amazonという元々は本屋の企業も、読書という消費体験をコアにして、そこに如何にして心地よさを作り出すか、を徹底的に追究しているんだと思う。

だから、箱を開けたら電源をつないでスイッチを入れるだけしか要求しない。最初から画面には使い方ガイドが表示されているし(eインクだから表示に電力は使わない)、機体にアカウントが既に登録されているし、Kindle自身がネットにつないで iPad版 Kindleで購入済みのコンテンツをダウンロードしてくれる。

まるで、うちに帰ってきたら可愛い女の子がエプロンつけて玄関でニッコリ出迎えてくれて、夕飯も風呂も準備ができていて、ささっ先ずは一杯どうぞ、なんて雰囲気なのだ。これは僕が男だからこう思うのであって、女性だったら、うちに帰ってきたら素敵な男性が…、と等価である。

じゃなくて、つまりはこれは、「おもてなし」というやつなんじゃないか、ということ。

米国製(実際の製造は東南アジアかもしれないけど)の商品やサービスがこんな居心地の良さを備えているのを見ると、おいおい、日本は大丈夫なのか? もう日本製なんて放っておいてどんどん輸入しちゃうぞ、円高だし、なんて思ってしまうのだ。

ああ、そうか。「カワイイ( kawaii )」というのは感情的・感覚的に直球ど真ん中だから、海の向こうでもウケるのかもしれんね。カワイイもんはカワイイのだ。あれこれ大義名分とか存在理由とか由来とか来歴とかスペックがどうこうとか、これまで一所懸命がんばったんだよぉ~でもダメだったんだよぉ~、なんて周辺的価値なんか飛び越えた「カワイイ」という唯一点ピンポイント攻撃だからかもしれない。

何が本質なのか、ということ。切り口と、狙いどころと、そこをしつこく攻める姿勢が大切なんじゃないか、と。行政や国政だっておんなじだよねぇ。

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